頭痛のときのホームケア
頭痛について。
頭痛には、いくつか種類がありますよね。例えば…
緊張型頭痛…頭をぎゅーっと締め付けられるような痛み、圧迫感、重い感じがいつからともなく始まり、ダラダラ続く。後頭部を中心に両側が痛くなる。首や肩のこりや目の痛みを伴う。
片頭痛…ズキンズキンと脈とともに痛む。頭の片側が痛む。痛みのピークに吐き気がしたり、身体を動かすと痛みが強くなる。前兆がある場合も、星がチカチカ見える、視野が欠ける、生あくび、肩こり、首筋のはり、など。
その他にも、群発頭痛、頭部神経痛、低髄液圧性頭痛、労作性頭痛、などなど名前がついているものだけでも種類が多い頭痛。
いずれにしても、頭痛があると普段の生活にも支障がでてきたりしますよね。
幸い私は慢性的な頭痛持ちではありませんが、夫は小学生のころから大学生ごろまで頭が痛くなることが多かったようで、そんなときは午前中は動けず学校を休んで寝て過ごしていたようです。
私は、たまに疲れたり、肩や首のこりが酷くなって頭痛が起こったときは、余裕があれば横になって休んだり、身体を温めたりして痛みが和らぐのを待ちます。余裕のないとき、忙しいときには痛み止めを飲むこともありますが、すっと痛みが消えてまるで頭痛なんてなかったかのようになることに違和感があって、これは最後の手段です。
痛み止めは痛みの信号を止めるもので、頭痛を治してくれているわけではないですよね。痛み止めを飲んで痛みがすっかり消えた経験は、すごいっなんて楽なんだ!と思う一方で、でもそもそも痛みの根本が治ったわけではないから無理をしないように注意しなくちゃ、と思うきっかけとなりました。
そんな中で、頭痛に対するホームケアを少しご紹介します。
☆緊張性頭痛の場合
・筋肉が緊張することから痛みが起こっているので、身体をゆるめ、温めることが大切です。(入浴やこっている部分をホットパックなどで温める、ストレッチ、など)
・リラックス系の精油といえばラベンダー。ラベンダーには痛みをやわらげてくれる働きも期待できます。また血行の流れを良くしてくれるスイートマージョラム、神経の緊張をほぐしてくれるカモミールローマンなどがおすすめです。
・ホホバオイルなど植物油(大さじ1杯)に、精油2~3滴混ぜて、痛みのある部分やこっている部分に塗る。
・塩や重曹、はちみつなど(どれでもいいので)大さじ1杯に、精油3~5滴混ぜて、お風呂に入れる。
☆片頭痛の場合
・血管が拡張して周囲の神経が引っ張られて痛みが起こるものです。台風など低気圧がくると、身体は副交感神経(静かモード=血管が拡張する)に傾くので、この頭痛が出やすいです。
・こちらは血管が拡張しているので、こめかみや痛む部分を冷やして安静にするのがポイントです。部屋を暗くして、音や光を避けたほうが楽なようです。
・血管の収縮を助ける精油は、ユーカリラディアタ、ローズマリー、ペパーミントなど。ペパーミントは実際ヒンヤリしますし、極々少量の使用で痛みを和らげてくれもします。
・ホホバオイルなど植物油(大さじ1杯)に、精油2~3滴混ぜて、こめかみや痛みのある部に塗る。
・洗面器に水を張り、精油1~2滴混ぜて、タオルを浸す。軽くタオルをしぼって、こめかみや痛みのある部分を冷やす。
※3才~15才までの子供に使用する場合は、精油の量を半分にしてください。
こんなロールオンボトルに植物油+精油のオイルを入れておくと、痛みそうなとき、痛いときにすっと塗れて良いですよ。今回ご注文を頂いたので、ご紹介してみました~。